令和2年1月30日(木)

本日の献立  ごはん、牛乳、サンマのおかか煮、小松菜のごま和え、おっきりこみ

1月24日に始まった給食週間の最終日の今日は、群馬の郷土料理である「おっきりこみ」が出されました。

昔の農家の主婦は、朝から畑仕事に出かけ、畑仕事を終えると、家事や育児などをこなすという生活をしていましたが、特に幕末の頃から、生糸の取引がさかんになり、お蚕を育てる仕事も加わり、日々の忙しさはさらに増えました。そんな忙しい毎日を送る主婦たちの「少しでも早く家族に夕ご飯を作ってあげたい」との思いから生まれたのが「おっきりこみ」です。自家製の小麦粉で麺を打ち、幅ひろに切って、家でとれた野菜とともにそのまま煮込んで作りました。限られた時間でおいしいものを作ろうと生まれた時短レシピだったのです。今日の給食でも調理員さんがたくさんの野菜を使って作ってくださいました。

今日は給食週間の最終日ですが、昨日の本校の給食の様子も上毛新聞に掲載されました。

折に触れて、当たり前のように出される給食について、その有り難みを考えられるといいですね。