【校長室より】「叱る」と「褒める」(2017.11.24)

 「叱る」には、行動を変える機能はないが、これがよくないことであることを知らせる「情報提供機能」はある。もちろん知らせたからといって、その行動はよくならない。しかし、そうした期待をせず、「これはいけないことだよ」ととりあえず知らせておくことは必要だ。なぜなら、何をしても叱られないと、子どもは天狗状態になるか、こんなことをしても叱られないほど自分はどうでもいい存在なのかと思ってしまうからだ。
 本来、発達的には、子どもは生まれてきたことだけで周囲に喜ばれ、その存在を無条件に認める「自己肯定感の褒め」(あなたであるだけでいいんだよ)から始まる。それが、いろいろなことができるようになると、「自己効力感を育む褒め」(こんなこともできるんだ、すごいね!)に変わり、さらには、誰かの役に立っているという「自己有用感の褒め」(助かるよ~)になっていくのが普通だ。
 今年大東小では、「笑顔とありがとうのあふれる学校」づくりに励んでいる。今日一日、私は「ありがとう。助かるわ」と何人の子に笑顔を向けることができたかな~。